浜田漁港に水揚げされるあんこうは、お腹の部分が盛り上がっていて、身に締まりがあって質が良いと言われます。あんこうは水分が多く劣化が早い食材なので、新鮮なあんこうを使うために料理長が自ら漁港から仕入れています。漁港近くの当店ならではの、絶品あんこう鍋をお楽しみください。

あんこうの白身はたんぱくでヘルシー。でもあんこう鍋の本当の主役は白身以外の「七つ道具」と呼ばれる部位といわれます。 エラ・ヒレ・皮などの部位はコラーゲンが豊富で美容にも良し、プリプリで噛めば噛むほど美味しい具材です。あんこうは骨以外、捨てるところがないむだのない魚と言われます。身はビタミンB12やB1、ナイアシンなどビタミンBが含まれ、あん肝はビタミンAやビタミンB12、ビタミンDが豊富です。見た目はちょっとグロテスクで、ちょっと食べにくいですが、気にせずかぶりついてください！

あんこうの「あん肝」は、海のフォアグラと呼ばれます。千畳苑のあんこう鍋は、具だけでなくスープにもたっぷりあん肝を使用。割り下や寄せ鍋風のスープではなくピリ辛のみそ味ベースは、あん肝の美味しさを引き出します。どろっとするような濃厚さは、あっさりとした白身に相性抜群！しっかりと染み込みます。